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Catechism

人から理不尽な扱いを受けても、その人に親切にしその人を助けてあげることは、可能であるだけでなく、今年の標語にもなっています。今回はインドネシアを拠点に活動するエディ・イスヌグロホ教区使徒の勧めです。

主使徒は「今年の標語『キリストにあって共に』の第一段階は共同体の中で共に生きることである」と言っています。私が活動する地域に住む兄弟姉妹の中には、その地域で主流になっている宗教から新新使徒教会に改宗した方々がいらっしゃいますが、この方々はよく、地元で理不尽な扱いを受けています。最も著しいのは、「自分には超自然的な力がある」と信じ込んでいる人々から、嫌がらせを受けていることです。住民票を管理してもらうことが難しくなり、親の遺産を受け継ぐことができなくなり、死亡時に共同墓地に埋葬されることもできなくなります。

このようなことは、インドネシアのバリ島にある会衆の人々も経験しています。この会衆が設立された1985年当時は、カースト制度による低い身分出身の貧しい少数の世帯で構成されていました。この人々が理不尽な扱いを受けたことによって、私たちの兄弟姉妹は互いに近い場所に引っ越し、助け合いながら会衆生活や日常の生活を歩んでいかざるを得ませんでした。三十年ほどが経ち、家長に相当する人々は野菜の売買で成功を収めるようになりました。小さな事業を成功させた家族もいました。この人々は今、貧しい世帯のために就学費用を援助しています。教会もその奨学制度を支援しています。この地域の若者は、そのほとんどが大学で学んでいます。

私たちの兄弟姉妹は、自分たちが受けた理不尽な扱いをきっかけにして、人々の助けになろうという気持ちが芽生えました。何よりも、国内及び外国人観光客に魅力を持ってもらえるように、観光事業を促進することによって、村の改善と生活水準の向上に向けて必死に取り組んでいます。兄弟姉妹を見る世間の目も変わり、彼らの取り組みを認めています。キリストの教え通り、崇めることに身を献げ、人に善を行うことを大きな喜びとするキリスト者であることを認めています。

スマトラ島ランプン地方出身のある姉妹は三十年前、その地域で主要な宗教から新使徒教会に改宗し、同じ新使徒教会員と結婚しました。三人の子宝に恵まれました。農業で生計を立て、慎ましく幸せな生活を送りました。子どもたちは大人となり、それぞれ結婚していきました。家族全体が会衆で活動してくれております。

ところがご主人が亡くなり、その後まもなく二人のお子さんが亡くなられました。御主人と二人のお子さんをなくしたこの姉妹の人生は豹変しました。不作のため生活が貧しくなったのです。彼女は家族を養わなければなりませんでした。しかし会衆の支援のおかげで、村で衣服を販売することで、生計を立てることができるようになりました。

すると今度は、この姉妹の親戚たちがやって来て「あなたの不幸や不運は以前の宗教を棄てたからだ」と言いました。生活を手助けし、両親の家に同居させるから前の宗教に戻って来るよう勧めてきたのです。しかしこの姉妹は断りました。新使徒教会に留まることにし、その理由を親戚たちに説明しました。自分にはとても親切な信仰上の兄弟姉妹がいて、返礼を求めることなく自分を気遣ってくれることを説明しました。神様と御国で栄えある未来を生きられること、夫と子供たちや先立った大切な人たちに再会できることを説明しました。

これを似た話を、他の兄弟姉妹たちもしてくれました。「自分が、共同体で共に生きることによって、主を信じ続け信仰を成長させる力を得られたのは、自分の信仰上の兄弟姉妹たちが自分のことを理解し憐れんでくれたからである」と彼らは告白しています。「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」(ロマ12:15)。なんと素晴らしい言葉でしょうか!

エディ・イスヌグロホ
2022年9月21日nac.todayより
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