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Catechism

カトリックの堅信秘跡として認められたのは、平和な数百年間だけでした。その後、宗教改革者たちはキリスト教の入信を洗礼だけにとどめるようになり、一方で彼ら独自で堅信礼を制定しました。

洗礼の完成と「聖霊の完全な注ぎ」をもたらすのは、サクラメントです。カトリック教会のカテキズム〔教理要綱〕では、堅信礼をこの「聖霊の完全な注ぎ」と定義しています。これは、初代教会ですでに知られていた二部構成の洗礼の儀式から発展したものです。

しかし、16世紀初頭の宗教改革者たちは、このような教義に対して問題を抱えていました。少なくとも3つの問題を抱えていました。

  • まず、プロテスタントは、イエスがこのような聖礼典〔サクラメント〕を制定したと思われる、制定の言葉を聖書の中に見つけられませんでした。主から命じられた事柄が聖書に記述されている証しとして、洗礼聖餐しかありませんでした。
  • 二つ目に、彼らは、聖霊の授与が全く別の行為に割り当てられたことで、洗礼の価値が下がったと考えました。
  • そして最後に、堅信礼の執行が司教職に限定されていることに異議を唱えました。これは、信仰者の万人祭司という彼らの教義に反するものでした。

マルティン・ルターは教会のバビロン捕囚についてという著書の中で、特にこの三つ目について、頑強に主張しました。「そうだ、もし教会にあの使徒がいた時代のような按手があれば!しかし今では、私たち自身が考案した、司教の職務を拡大すること以外には何も残っていないので、司教は教会で全く仕事をしていないわけではないのだ」と彼は1520年にそう書いていたのです。

バプテスマ問題での歩み寄り

しかし、宗教改革派は独自の「堅信」を考案しました。それがカトリックの「堅信の秘跡」とどういう関係があるのでしょうか。それはともかく、他のほとんどの言語では、ここで同じ言葉が使われています。カトリックの「堅信の秘跡」もプロテスタントの「堅信礼」も、ラテン語の「confirmatioコンフォルマーティオ」(確認、肯定、統合)に由来しています。

宗教改革派による堅信が考案された経緯は次の通りです。革命ではよくあることですが、過激な原理主義者が宗教改革主流派にとって悩みの種でした。この場合、原理主義者とは「アナバプティスト」と呼ばれる人たちでした。彼らは「成人だけが自覚をもってキリストを信じることができる」という理由で、幼児洗礼を拒否し、成人になって改めて洗礼をやり直しました。

ストラスブールの代表的な宗教改革者であるマルティン・ブツァーは、プロテスタントとアナバプテストの対立を仲裁しました。それは「子供が初めて聖餐式に参加する前に、教会の教義を学び、信徒の前で信仰を告白すること、つまり洗礼を受けることに『はい』と答える」というものでした。こうしてプロテスタントにおける堅信礼が生まれました。

祝福行為であった転換期

改革派における堅信礼はもはや聖礼典ではなく、祝福です。しかし、内容的には少なくとも当初はカトリックの堅信の秘跡に近いままでした。このことは、マルティン・ブツァーが1538/39年に「ツィーゲンハイン教会規定」で初めて正式に典礼文として定めていることからも明らかです。「聖霊を受けよ。あらゆる悪からの保護と盾となり、あらゆる善のための力と助けとなってくださる…。」

時間が経つにつれ、堅信礼において強調される点が何度も変わっていきました。プロテスタントの最も重要な改革運動の一つである敬虔主義〔ピエティスムス〕では、17世紀以降、「誓約」に焦点が当てられました。18世紀になると、啓蒙主義の神学によって、未成人としての立場から個人として責任を負うようになるための儀礼に重きが置かれるようになりました。そしてこれは、ドイツ民主共和国〔旧東ドイツ〕のような無神論者の国家でさえ、いわゆる「若者の奉納」という形で代替のものを必要とするほどの存在となっていました。

マルティン・ブツァーの宗教改革初期における堅信の概念は、イギリスの聖公会の典礼書である「聖公会祈祷書」にすぐに取り入れられました。このようなカトリックとプロテスタントの要素の混在は、19世紀に同地である運動が生まれ、それが「カトリック使徒教会」へとつながって行きます。これは、次回のこのシリーズで紹介します。

(2021年11月25日nac.todayより)

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