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Catechism

イエス様、パンとぶどう酒、とだけ言われました。しかし子供はどうしましょうか。食物アレルギーを持っている人は?アルコール依存症の人は?パンとぶどう酒、どちらか片方だけではだめなのでしょうか。これらの問いに、教会の歴史が答えてくれます。

彼らの主張では、二番目に位置付けられていました。つまり15世紀におけるヤン・フスの改革運動によれば、主の晩餐は「両形色で〔=パンとぶどう酒両方で〕」提供しなければならない、というものでした。当時のローマ教会では、ぶどう酒は聖職者だけが飲み、信徒はパンだけを食べました。

徐々にメニューから消えたぶどう酒

意外かもしれませんが、こうした聖餐要素の分割つまり両形色の拝領は、1000年近く前のゲラシウス1世によって重大な冒涜とされていました。しかしそれからいろいろことがありました。信徒は増え、ぶどう酒が少なくなりました。疫病が流行した時は、杯の回し飲みに対する懸念が広がりました。そして何よりも主の晩餐の要素を汚すことが懸念されるようになりました。

なかんずく、使徒パウロはすでに「ふさわしくないしかたで、主のパンを食べ、主の杯を飲む者は、主の体と血に対して罪を犯すことになる」とコリントの信徒に何度も注意していました。それゆえ、聖餐は13世紀から14世紀にかけてその形態が変質していきました。(発行させた生のパン種つまりサワードーを使った)パンの代わりに、(パン種が入っていない)ウエハースが使われるようになりました。そしてそのウエハースは手渡しではなく、直接口の中に入れられるようになりました。加えて、ぶどう酒は信徒に与えられず、聖職者だけが受けるようになりました。

質問への答え

「単形色の拝領」(ラテン語 communio sub una)が併存説によって神学的に認められるようになりました。これによれば、キリストの体と血はパンとぶどう酒の両方によって存在する、というものです。12世紀から13世紀にかけて出されたこの教義は「ぶどう酒はもっぱら血で、パンはもっぱら体なのか」という問いへの答えとなりました。答えはノーで「両方がパンでもぶどう酒でもある」ということです。

これを支持する聖句がヨハネによる福音書6章48~58節に書かれています。イエス様は、「自分の肉を食べ、血を飲まねばならない」と別々に言っておられます。しかも「自分自身—すなわち体—は永遠の命を得るために食べなければいけないパンである」と述べておりますが、血には言及していないのです。

思考停止に陥った両陣営

ところが、ヤン・フスらの初期宗教改革者たちが「会衆はパンとぶどう酒両方の要素で施与受けねばならない〔両形色の拝領〕」という論陣を張り始めると、ローマ教会では併存説について論争されるようになりました。併存説が聖書的に正当化されたのは、マルティン・ルターの時代の宗教改革者たちが聖杯排除に反対する運動を始めた、100年も後になってからでした。

よくあることですが、以前適切に緩和した規定を不動のものとするための論争にすぎませんでした。すなわち「単形色による拝領」を必須とすることが教会会議で決定したのです。そして宗教改革運動を進める諸派は、単形色による拝領に反対する取り組みの中で、一致が図られる要因を見出すことになります。

再度の歩み寄り

それから約500年後のこんにち、和解の道を歩むようになりました。カトリック教会は1960年代から、特別な日に全員にパンとぶどう酒の提供を許可し、特別な祝祭日にはこの両形色の拝領を推奨さえしています。西暦2000年からは、司教は自分の担当地域でパンとぶどう酒の提供が認められるようになりました。そしてプロテスタント教会は、一つだけの要素で行われる聖餐〔カトリックでいうところの単形色による拝領〕を、正当な例外時における適切な解決策としています。

パンとぶどう酒の教派もパンだけの教派も、それぞれの要素がサクラメントとしての効果を十分に与えているという点では、一致しています。そしてこれこそまさに、新使徒教会が教えていることなのです。教理要綱8.2.12には次のように書いてあります。「一方、聖餐のパンとぶどう酒については、パンがキリストの体でぶどう酒がキリストの血であるというわけではない。キリストの体と血は、パン及びぶどう酒の両方にしっかりと存在している。」

(3月9日nac.todayより)

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