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Catechism

これまで聖餐について、何を、どのように、どこで、いつ執り行うかについて議論してきましたが、今回は、誰が執り行うかについて議論したいと思います。これに対する答えは、キリスト教諸派どこも実質的によく似ています。ただしその答えの理由は教派によって様々なのです。

新使徒教会の場合ははっきりしています。つまり、神様の御名において物事を語ったり行動を起こしたりする権限は、叙任された教役者だけに与えられます。この権限が与えられるのは、使徒に加えて、司祭職だけです。教会は聖餐においてその使徒性を行使します。この権限をイエス様はこの使徒職にお与えになりました。そしてこの使徒職は、新使徒教会において人的に再興しました。

カトリック教会、正教会、聖公会はそれぞれに非常に類似した考え方で、叙任された司祭と司教〔主教〕が聖体拝領〔聖体機密、聖奠〕の執行を認められています。彼らも皆めいめいの使徒性を行使しますが、その使徒性は使徒継承という異なる方法によるものです。つまり聖職者の権限は「按手を通して行われる司教〔主教〕の叙任は、はるか聖書に書かれている使徒の時代から連綿と続いてきた」という考え方によるものである、ということです。

理論と実情との乖離

プロテスタントでは、受洗したキリスト教徒であればだれでも—少なくとも神学的理論上—聖餐を執り行うことができます。これは、万人祭司の教えに則っています。しかし実際の状況は違うのが一般的です。教会法によれば、聖餐を執り行う目的で叙任された人間のみ—つまり男女の別なく牧師—が神の言葉を公に宣べ伝えたり、主の晩餐を執り行ったりすることを許可されます。

段階による例外を認めている教派もあります。つまり訓練を受けている聖職者であれば、教師による監督の下で執り行うことを認める場合もあります。場所によっては、特別に訓練を受けている信徒伝道者も認められます。

聖別と施与との区分

新使徒教会では、聖餐の要素を聖別するのも施与するのも、叙任を受けた教役者が行います。しかしほとんどの教派は、聖別と施与とを区別して行います。言い換えれば制定と交わりとを区別する、ということです。

例えばカトリック教会の場合、〔新使徒教会で言うところの〕施与は、助祭を含む叙任を受けた聖職者が行います。平信徒も施与を行うことができます。侍者(アコライト)として進行を補佐したり、臨時聖体奉仕者として期間や場所を限定して行ったりします。

プロテスタントの一部でも、非聖職者による施与が認められています。ほとんどの場合、教会役員がその任に就きます。改革派教会では信徒同士が要素を施与し合います。

教派と公同性との区別

実際に、主の晩餐の執行が、それに召された者の手に委ねられるのは、それなりの理由があります。1982年のリマ文書はエキュメニカルな共通認識を次のように文書化しています。「この、聖餐における導きと主催者がほかならぬ主でいましたもうという事柄を、ほとんどの教会は、聖餐の司式を、教会的に正当に位置づけを認められ(任職され)た教会の奉仕職に限って委ねるという仕方で、表現している。聖餐を主の御名によって執り行う人物の身分が、この儀式がそこに集まっている集団の恣意的な作りごとでもなく、また彼ら自身の所有に属することでもなくて、主の教会のうちに生きていますキリストご自身がお与えになる賜物として受け入れられるべきであるということを明示するのである。こうして聖餐の司式者は、そこで働いておられる神のイニシアティヴを代表し、教会の公同性に与っている他の教会と、この聖餐を通じて互いに関わりを保っているものであることを証しする使節の役割を果たすのである。」

しかしこれでは、「誰が聖餐を執り行うのか」という問いに、半分しか答えられていません。聖餐を施与する人物のほかに、聖餐に与る人物にも同様に重要な役割があるのです。つまり「聖餐に与れるのは誰か」ということです。まさにこれこそ教派間を隔てる壁なのです。次回のこのシリーズでは、このことを様々な観点から論じていきます。

(5月20日nac.todayより)

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