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Catechism

主の食卓に着く—このためには数多くのハードルがあります。どの教派も聖餐に参加するのに条件を付けています。他教派で聖餐を受けようとすると、このハードルに引っかかってしまうのです。

一つ目のハードルは洗礼との関係です。しかるべき手続きで受洗した人だけが、主の晩餐*に参加することができます。一部の福音派の場合、青年とみなされない者は参加できません。分別のある成人として受洗した者でなければいけません。ごくわずかの教派—メソジスト教会など—は、受洗者でなくても主の晩餐を受けることができます。しかしここでも、イエス・キリストを信じることが参加の条件です。

二つ目のハードルは年齢です。古代、幼児は洗礼後の数分間に当たり前のように聖餐を受けていました。正教会と東方カトリック教会は、今もこの伝統を受け継いでいます。

12世紀になると、ローマカトリック教会では、分別のつく年齢に達した後に、許可されるようになります。この年齢制限は当初、7歳くらいでしたが、その後しばらくすると、10歳から14歳の幅に引き上げられていきました。その後再び7歳に戻されました。はじめて受ける主の晩餐は初聖体として厳粛に行われます。

宗教改革期の教会では、主の晩餐に参加するのは、12歳から16歳に行われる堅信礼まで待たなければなりませんでしたが、そのうち、子どもの参加がほぼ認められるようになりました。改革派教会では、何十年も前から子供の参加が一般的となっています。新使徒教会では、洗礼を受けた子供も受けることができます。

三つの目のハードルは所属している教派です。しかもかなり複雑です。というのは、施与する聖職者の規則と聖餐を受ける側の規則という、二つの異なる教会の規則が同時に適用されるからです。

最も厳しいのは正教会です。彼らは教会を、聖体礼儀を行う者の集まりと定めているからです。自分たちの祭儀に参加する人は、その過程で自分たちの教会に属すことにもなるのです。例外はカトリック教会の信徒で、他に選択肢がなく、カトリック信徒から要望がある場合に、受けることができます。ただし、正教会やカトリック以外のキリスト教徒は、アンティドル*に参加することができます。

カトリック教会も、正教会に対して同様の例外的扱いがあります。それ以外の教派の信徒については、生命の危険やその他の重大事案の場合のみ受けることができますが、それも、自分が通う教派の教会に行くことができず、以前からカトリックの教職と秘跡*の有効性について信仰を告白している場合に限られます。カトリック教徒は、他教派による主の晩餐に参加することを禁じられています。

ルター派でも非常に保守的なところは厳しいです。一方、ほとんどのプロテスタント諸派は、教派同士が相互に参加できる資格を維持しています。主の晩餐に参加できるキリスト教徒なら、参加が認められます。他教派の主の晩餐に参加することは推奨しませんが、これらの教派は、信徒にそれを禁じるだけの正当性はない、と考えています。

新使徒教会の場合、三位一体の御名において水の洗礼を受けたすべてのキリスト教徒は、ゲストとして聖餐に参加することができます(教理要綱8.2.21)。新使徒教会員も他教派の主の晩餐に参加することはできますが、長期にわたり他教派で受けるということは基本的にその教派の教理を告白しているのに等しい、ということを勧告します(教理要綱8.2.22)。

四つ目のハードルは、個人に与えられる条件です。例えば正教会は、この祭儀に与る日の午前0時からの飲食禁制と、事前の告白を必要とします。これと似たものは、ローマカトリック教会にもあります。小斎といって、聖体拝領に参加する人は、少なくとも一時間は飲食を行わないこと(水を除く)が要求されます。重い罪を犯した状態で生活している自覚がある人は、聖体拝領の機会が与えられません。カトリックでは、例えば離婚後(別の伴侶と)再婚した人も、聖体拝領の機会が与えられません。

新使徒教会も、かつては聖餐に与る機会に関する問題に悩まされていました。例えば婚姻届を提出せずにパートナーとして同居している信者や、同性愛の信者は、聖餐に与ることができませんでした。しかし1986年、ハンス・ウルヴィラ―主使徒によって、この制限は撤廃されました。それ以来、新使徒教会では「個人の責任」という原則が適用されています。

*主の晩餐…聖体祭儀、聖体礼儀、聖餐式、聖奠など、呼称は教派によって様々です。

*アンティドル…正教会やカトリック教会において、切り分けられた聖餐のパンが聖別されずに、聖体機密で使われることなく残ったパンのこと。

*秘跡…新使徒教会のサクラメントに近い。

(6月1日nac.todayより)

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