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Catechism

故人のためのサクラメントは、新使徒教会の信仰における大きな特徴の一つです。これは、私たちが行う一連のサクラメントにおいて、なくてはならない側面です。これまで14回にわたって、私たちはその教義を検証し、実践されてきた経過を考察し、その歴史を探りました。今回はその最終回として、これまでの記事をまとめます。

神様に、現世と来世の間に境界線はありません。これはキリスト教の信仰であり、聖書が教えていることです。そして、新使徒教会で施与される故人のためのサクラメントは、このことを証ししています。

土台となる信仰項目

その根拠は「魂の不滅性」を信じることにあります。魂が不滅であるという考え方は、聖書が執筆された中ではじめて生まれました。新約聖書以降の時代になって初めて、ギリシアとユダヤの思想が融合し、初期キリスト教において共存するようになりました。

故人のためのサクラメントが意味を持つのは、人間が死んでもなお変わることができる場合だけです。大多数のキリスト教には、その教会の教えから判断して、死後の世界で変わることができるという信仰があります。

実際、サクラメントが死者を救うこともできると告白しているのは、新使徒教会だけではありません。カトリックや正教会の教えにもあります。より視野を広くすれば分かることです。

三つの記述

聖書には、故人の救いに関する新使徒教会の見解を支持する記述が、以下の通り三つあります。

  • 神様はどのようなことをお望みか」という根本的問題があります。この点について、聖書には数多くの記述があります。それは、すべての人が救われるということです。
  • 初期のキリスト教徒はすでにこのことを確信していました。キリストが陰府に降って行かれたという聖書の記事があります。
  • 最後に、聖書には代理による受洗と呼ばれる慣習が記されています。コリントのキリスト教徒は、洗礼を受けなかった故人の代わりに洗礼を受けていました。これは後に禁じられたと言われています

これらの記述から、キリスト教の信仰において、以下の二点を基本的事柄として定めることができます。

  • 神はこの世に救いを創造された。イエス・キリストご自身が、生者と死者に救いをもたらすためにこの世に来られ、その模範を示された。
  • 代理という概念は、個人の行動を、この世における神の救いの存在を示すための入口とするものである。

故人のためのサクラメントが始まった当初は、波乱の幕開けでした。しかし、新使徒教会では、一歩一歩、その実践方法を規定し、理論も明らかにしていきました。中には、死者の救済のために実践していることを、心霊術と同一視する人もいました。しかし、これは事実に反しています。現在、故人のためのサクラメントと心霊術は、学術的にいくつかの決定的な点で、相反するものと見なされています。

新使徒教会では、年に3回、世界中の会衆で、死者を偲(しの)ぶ礼拝が行われます。二人の教役者が使徒の前に立ち、生きている人と同じように代理として、使徒が施与するサクラメントを受けます。

一見、淡々としたものでも、会衆の気持ちは昂(たかぶ)ります。歌や音楽は、その感情をさらに高めます。信徒はこの礼拝に、特別な思いで臨むのです。

原著:Andreas Rother
写真:日本新使徒教会
https://nac.today/en/158033/1099305
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