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過去、現在、未来…

主使徒は最近の礼拝の中でこう言っています。「私たちは時々、現在と過去を比較して『昔の方がずっと良かった』と考えがちです。こう結論づけたところで、私たちにとって慰めにはならないでしょう。使徒パウロを手本にして、未来に光を当てて現在を見た方が良いです。」

使徒パウロはコリントの会衆に、旧約の栄光(当時は栄華を極めていました)を振り返るのではなく、今聖霊によって示されている栄光と共に人生を歩み、キリストと共にある栄光に目を向けるよう勇気づけました。

 

過去を捨て去ることは決してすべきではありません。過去において先見性のあった人々や彼らと共に働いた人々に、私たちは感謝します。現在あるものの多くは、彼らが造り上げたものです。現在解明されているものの多くは、過去の経験によって習得されたものです。先代による所産や知恵は、こんにちにおける私たちの営みにとっての「道具」なのです。過去という価値の高さや賜物を、私たちは認識し続けたいと思います。

よく「古い良き日々」を振り返り思いをめぐらします。ところが実際には「古き良き日々」全体を振り返っているのではなく、古き日々の中の「良き日々」だけをただ懐かしんでいるだけなのです。今の世の中も完全でないことはたくさんありますが、それは過去においても同じです。

教会の生活において、私たちの先人は――完全でなくても――聖霊の栄光に導かれていました。彼らは、教えを伝えたり模範となったりすることを通して、祈ること、献げ物をすること、キリストに従うことを私たちに教えてくれました。救いという賜物について教え、福音を伝え、キリストが私たちのために場所を用意し、私たちを御許に迎えるために再臨される約束を伝えてくれました。

オーストラリアに入植してきたある家族について、興味深い記事を読みました。オーストラリアは自分たちの先人(過去)によって発展し始め、自分の生涯においてもかなりの成長を遂げた(現在)、とこの記事には書かれていました。さらに著者は最後を、自分の世代で発展が終わるのではなく後の世代も発展し続ける(未来)、と結んでいます。

こんにち、私たちは聖霊の栄光と共に人生を営んでいます。世の終わりまで私はあなたがたと共にいるというキリストの約束に、使徒職は確信をもって活動しています。主イエスは大祭司の祈りにおいて、未来の信徒たちのために祈ってくださいました。この祈りの効果に現在も与りながら、私たちは暮らしています。キリスト者である私たちの希望は、キリストの福音と約束と共にあります。使徒職を通して聖霊に導いていただきながら、確信をもって未来に向かいましょう。

主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに変えていただけるようにしましょう(二コリ3:18)。

敬具

(署名)

ピーター・シュルテ

(西太平洋教区ニュース2020年春〔秋〕号より)

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