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Catechism

教会 ― それはむしろ、全く異なる文化を持つ二つの中心地だったのです。一人の男がその両端を結びつけ、さらに多くの礎を築きました。フリードリッヒ・ヴィルヘルム・メンコフは、150年前に使徒として召されました。 

フリードリヒ・ヴィルヘルム・メンコフは1826年2月2日、ヴァレンブリュック(ドイツ)で生まれました。上の写真は彼の若い頃のものです。 

新使徒教会発祥の地、ドイツ・ハンブルク ― この地でカトリック使徒教会から分離したのが、公同使徒教会( Allgemeine Christliche Apostolische Mission)です。この新しい教派では、典礼の手順や教役者の法衣の着用など、多くの伝統が受け継がれました。 

オランダのアムステルダムには、「 使徒宣教会(Apostolischen Zending )」という名称で活動するカトリック使徒教会から最初に分かれた教派があります。ここでは説教が礼拝における重要な要素で、教役者は簡素なスーツ姿でその説教に臨んでいました。これは、あるプロテスタントの牧師の影響でした。 

新たな信仰を抱いて故郷に向かう 

フリードリッヒ・ヴィルヘルム・メンコフは、1826年にヴェストファーレンで生まれ、ドイツのデュースブルグの神学校で教育を受け、オランダに出稼ぎに行ったドイツからの職人や季節労働者に伝道するために派遣されました。ドイツ出身から来た出稼ぎ労働者のほとんどが泥炭採掘の仕事をしていており、その彼らに福音を伝えることになったのです。1860年、彼はアウデルケルク/アムステルで自由福音主義教会の牧師職を就くことになりました。 

1863年、メンコフは使徒宣教会と出会うことになります。その四年後に御霊の証印を受け、さらにその一年後に伝道師の職に就きました。彼は新しい信仰をドイツに持ち帰り、ビーレフェルト周辺を新使徒教会の信仰を広める拠点としました。 

譲歩が生む緊張 

遅くともこの頃にメンコフは監督職に就いており、アムステルダムの使徒宣教会の指導者である使徒フリードリヒ・ウィルヘルム・シュヴァルツにとって、最も重要な共同作業者となっていました。シュヴァルツは、かつてハンブルクの旧カトリック使徒教会の主任牧師であり、その伝統にまだ固執していました。 

しかし、シュヴァルツはメンコフに説得され、礼拝をより簡素化し、典礼用法衣の廃止を認めました。これは、カルヴァン主義の影響を受けているオランダの信徒に配慮したものでした。しかし、これはハンブルクの母教会*との間に緊張をもたらすことになりした。 

黒い上下はもっと後 

1878年、ハンブルクの使徒カール・ヴィルヘルム・ルイス・プロイスが死去し、その後継者をめぐって争いが起きると、そこで分裂が起きました。1872年5月19日に使徒に叙任されたメンコフがそこの会衆の指導者となりました。これをきっかけに、ハンブルクでは新しい服装規定と礼拝規則も導入されました。 

ただ上下の服装については、今より多少カラフルだったようです。その後、主使徒ヨハン・ゴットフリート・ビショフの時代になってから、黒の上下が義務づけられました。そして、現在の典礼服が正式に確立されたのは、この時でした。 

形式的な問題をはるかに超えたもの 

しかし、使徒メンコフが新使徒教会に与えた影響は、決してこれだけではありません。教義にも足跡を残しました。彼は「ビーレフェルト使徒教会の基本教理と信仰告白 (Grundsätze und Glaubens-Bekenntniß der Apostolischen Gemeinde in Bielefeld)」というタイトルの論考を著しました。そしてこの論文の副題でもある、「聖餐の執行形態」に影響を与えたのです。 

また、洗礼に関する書簡を出版しました。この書簡に基づき、主使徒ビショフの時代における聖餐の重要な教義上の変更が行われました。この教えを広める手段の一つが、『デア・ヘロルト』というタイトルの刊行物で、新使徒教会の最初の月刊誌として、使徒メンコフは1884年に発行を始め、1895年6月21日に亡くなる数ヶ月前までその内容を監修していました。 

2022年5月18日nac.todayより) 

nac.today: the news magazine of the New Apostolic Church International 

*母教会…基本的には、家族が通っていた教会。自分が通い始めた教会。自分がキリスト教を信じるきっかけとなった教会。

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