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Catechism

今回は、誰が教役職を担えるのかについて考察します。そのためには詳しい検証が必要です。

教役職には、神様の御名において語り行動する叙任を通して、権限、祝福、聖別が授与されます。この教役職とは、イエス様ご自身が使徒たちに権限をお与えになったことにより、制定されたものです。そして今度は使徒たちがその職務の一部を授与してきたわけです。

神様、イエス様、使徒たち…。「誰が教役職を担えるか」という問いに対する答えを探すなら、必ず少なくとも「神様は何をお望みか」「イエス・キリストは何をおっしゃったか、そして何をなさったか」「使徒たちはどのようなことを教えてきたか」という三つの問いに答えることが必要です。答えを探すなら、何はともあれ、聖書です。聖書はキリスト教の信仰を証ししているものだからです。ところが一部の書物が難解なのです。

はっきりせず

このことはすでに「神様は何をお望みか」という問いの中で明らかにされています。堕罪前の被造物の中で最善の状態、神様が意図しておられた通りの世の中の状態が確認できます。「神は、造ったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった」(創1:31)。

しかし、天地創造を巡っては、聖書に二つの異なる記述があります。しかも、この二つは、どうしても別々の理解になります。

次に「イエス・キリストは何をおっしゃったか、そして何をなさったか」という問いです。問題は、キリストはこの問いについて全く何もお答えにならなかったということです。そこで、キリストの行動によって何らかの解釈をすることになります。

さらに難しいのは、「使徒たちは何を教えてきたか」という問いです。確かにいくつか非常にはっきりしたことは書かれているものの、それぞれが内容的に矛盾しているか、その背景にある論理を欠いています。あるいは、文化には触れていても、信仰には触れていないのです。

「何を」ではなく「どのように」

ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は、使徒たちに宛てた回状で、次のように述べています。「聖書をどう使うべきでしょうか。聖書の中に科学的な説明を見出すことはできません。聖書は天と地について教えているのではなく、天に入るために地上でどう生きるべきかを教えているのです。」

聖書のある一節だけ抜き出して、それをもとに判断したり正当化したりすることは避けましょう。多くの点で、聖書の文章はすべてとその反対を述べており、誰もが自分に都合の良い内容を見つけることができるのです。例えば、以下のようなことです。

  • 旧約聖書の中で、主はイスラエルに「戦ってはならない」「私に任せなさい」と言われたこともあれば、「戦争をするように」とも言っておられます。
  • 当初、イエス様は使徒をユダヤ人にしか遣わしておられませんでしたが、後に、すべての国民に遣わしておられます。
  • コリントの信徒への手紙一7章26~33節で、パウロは、主に適う人になるために結婚しないことを勧めています。ところがテモテへの手紙一4章1~3節には、結婚を禁じる人は偽預言者である、と書かれています。

主使徒によれば、これら数例から分かるのは、

  • 聖書からある一節を抜き取って、それに依拠して何を判断することはできない、ということです。
  • 聖書は、私たちがどのような判断を下すべきかを示すものではなく、神様の御旨、特に神様と隣人を愛するという戒めに沿って、どう判断すべきかを教えてくれるものである、ということです。
  • 聖書の記述は様々な解釈が可能である、ということです。私たちの信仰によれば、イエス様は使徒たちに、聖霊による聖書解釈の任務をお委ねになりました(一コリ4:1; 教理要綱1.2.5.1)。

答えへの途上

シュナイダー主使徒はビデオ演説で、答えへの道を指し示す中で、「聖書が明らかにしているものを正しく評価することだけが、私たちに答えを与えてくれます」と強調しました。

つまり、聖書から都合の良いものを拾うだけではダメだということです。むしろ、矛盾点を把握し、背景を探り、つながりを認識する必要があるのです。

原著:Andreas Rother
写真:NAC Japan
https://nac.today/en/158033/1116884
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