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Catechism

教役職に就く男性と女性 ― これは、人間が自分自身をどう理解し、この世における自分の使命をどう理解するかという、非常に大きな問題の断片に過ぎません。聖書はその答えを天地創造の記述の中に与えています。そして、そこには、「神様のかたちに創造された」と書かれています。

人間の尊厳は、多くの国の憲法や国連の世界人権宣言の基本原則となっています。「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」

キリスト教にとって、この連帯と一致の原則は、神学的には、人間が神様に似ているという概念に根ざしています。この原則を、新使徒教会は次のように定めています。「人に身体的性質と霊的性質の両方を下さったのは神なのであるから、当然その両方に相応の品位を与えられているはずである」(教理要綱3.3.2)。

人間が神様に似ているという教義は、創世記1章1節から2章3節にある天地創造に関する聖書の記述に基づいています。

繰り返し言及される「神のかたち」

「神は人を自分のかたちに創造された。/神のかたちにこれを創造し/男と女に創造された。」この聖句(創世記1:27)が言わんとしているのは、神様と人との関係、同時に、男と女の関係についてです。

人が神のかたちに造られたという記述が繰り返し登場します。例えば、アダムからノアに至る系図の中で、「神は人を創造された日、神の姿にこれを造られ」(創世記 5: 1)と書かれています。また、神様がノアと契約を結ばれる際の記述では、「神に似せて人を造られた」(創世記9: 6)とあります。

神がご自身に語りかけて

神様が「我々のかたちに、我々の姿に人を造ろう」(創1:26)と言われたように、人間の創造が非常に特殊なものであることは、すでにこの物語の文脈で示されていました。人をお造りになる前、他の被造物の時は、「…あれ」と仰せになり、昼と夜、天と地、植物と動物を創造されました。しかし、人間をお造りになる時には、三位一体の神様がご自身に向かって「…しよう」仰せになっているのです。

神様は創造というそれまでの働きを振り返り、「それは良かった」と結論づけておられる一方で、人間をお造りになった後は、「それは極めて良かった」(創1:31)と言われました。

人間とその特別な役割

永遠なる神様は、ご自分のかたちに人間を創造することによって、ご自分と人間の間にも永遠の関係を築かれました。この関係は、天地創造の物語が進むにつれて明らかになります。

  • 創造主なる神様は人間を「祝福して言われた…」(創1:28)。「天から声を聞くことによって、人は自分が人であることを自覚する。 神は人に向かって『あなた』と語りかけられることによって、その人は『私(わたし)』となる」(教理要綱3.3.2)。
  • 神様は人間に「産めよ、増えよ、地に満ちて、これを従わせよ」と仰せになり、使命をお与えになりました(創1:27)。創造主が造り、組織なさったものを、今度は人間が整え、管理することになったのです。

創造主の御旨に性差はない

ここまではいいです。しかし、教役職となると、まだ疑問が残ります。男も女も等しく神様のかたちに造られたのでしょうか。男女には同じ性質と尊厳があるのでしょうか。男女とも被造物の保護に責任があるのでしょうか。男と女が異なる活動領域を持つことは、創造主の御旨なのでしょうか。

答えは、イエスが三つでノーが一つです。なぜなら、神様は人間をご自分のかたちに、はっきりと「男と女とに」創造されたからです。従って、神様のかたちに創造された人間は、最初から両方の性別が組み込まれています。女と男が一緒になって神様のかたちを映し出すのです。

もし両性が神様のかたちで一つであるならば、両者の性質と尊厳も同じということにもなります。被造物を保護する責任も同等であることは、神様が「彼らを祝福して言われた…」(創1:28)と複数形で呼びかけ、同等に呼びかけていることからもわかります。

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同じ性質、同じ尊厳、同じ活動領域 ― 創世記1章1節から2章3節にある創造の記述は、女性叙任に関する問題に対する明確な答えとなります。しかし、聖書には第二の創造の記述があります。そして、それは非常に注意深く見る必要があります。

原著:Andreas Rother
写真:日本新使徒教会
https://nac.today/en/158033/1116894
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