3. 1月 2023

日常生活でも、会衆の中でも、緊急事態でも、イエス様はどこでも体験できます ― これが1月の礼拝で伝えられることです。1月の説教は、私たち信徒が主イエス・キリストとどのような関係にあるのかを、様々な角度から掘り下げていきます。

第2日曜日から始まる礼拝の説教は、私たちの救い主、イエス・キリストとの関係に全く新しい光を当てます。新年礼拝の説教は、もちろん教会の新しい年間標語を中心に展開されました。

キリストに仕え、キリストと共に統治する
2023年の年間標語は「キリストと共に奉仕し統治する」です。新年礼拝では、関連聖句であるヨハネ黙示録20章6節を詳しく検証しました。その前節を通して、神様は人々を悪から解放し、新天新地において彼らと共に支配することが明らかにされました。新年礼拝で、新天新地と平和王国で、どのようにイエス様と共に統治し、奉仕するかを学びました。しかし、この標語は今すぐにでも実践できます。礼拝に出席し、霊的犠牲と物質的供物を持参し、互いに支え合い、日常生活の中でキリストとその福音を公言することによって、今からキリストに奉仕できるのです。そして、自制した人生を歩む最良の方法は、イエス様に自分の心を支配していただくことなのです。

マギ→の訪問
1月6日、キリスト教徒は、主イエスが全人類の救い主、王として現れたことを記念するキリスト教の祝日である、公現祭を祝います。この日は、降誕節の最終日であり、キリストが私たちの生活や日常の現実に本当に存在しているのか、という問いを再び投げかける機会を与えるものです。

この日の礼拝テーマは、キリストが全人類の救い主であり王としておいでになった、ということです。新使徒教会員は、信仰を持つことで苦難を免れるということではなく、神様を信頼する者は神様によって助けていただけるということを学びます。神様が約束されたことを妨げるものは何一つなく、誰一人いないのです。

教会の頭であるイエス
イエス様は人間に救いを与え、サクラメントを与えるために教会を設立されました。ですからイエス様との関係は、教会で最も良く体験することができます。イエス様は教会の頭として、その歩む道を決定されますが、教会を形作り、生き生きとした魅力的な教会を維持することは、信仰者の役目です。

イエス様と違って、教会は不完全な存在です。イエス様は救いを与え、サクラメントを授け、御言葉を広めるために人間を選びました。しかし、人間は罪人であり、完全ではありません。ですから、教会の中では、罪人が他の罪人に救いを宣言していることを常に念頭に置く必要があります。

ありのままの姿で来なさい

キリストはすべての人と関係を築きたいと願っておられる ― これが1月第4日曜日の説教の焦点です。イエス様は重荷を負い、絶望しているすべての人を招かれます。自然災害や重病、大事故の犠牲者、あるいは自分が何らかの点で異なっているために軽蔑され、拒絶されたと感じている人たちをお招きになります。このような人々に、イエス様は自由を与え、恵みと赦しを与え、強め、慰めてくださいます。

神の愛を体験しなさい

「イエスとの関係」をテーマとする1月最終日曜日の礼拝では、イエス様を通して神様の愛を体験します。聖句はヨハネによる福音書3章16節で、イエス様とニコデモの会話の最後の部分です。説教は、人間の堕落した状態と救済の可能性、そして人間が神の国に入り、神との交わりの中で生きるにはどうしたらよいかといった問題を軸に展開されます。

礼拝に参加した人は、これらのテーマが現代にも通じるものであることにすぐに気がつくでしょう。堕落によって神様から離れた人類ですが、神様は今も人類を大切に思っておられます。イエス様を通して人間に手を差し伸べ、この神様から離れた状態から抜け出す機会を与えてくださいました。イエス様を通して伝えられる神様の愛に満たされた人は、周りの人々にもその愛を分け与えましょう。

原著:Katrin Löwen
https://nac.today/en/158033/1123749

nac.today: the news magazine of the New Apostolic Church International

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