27. 4月 2026

あのゴリアテを倒した戦士の名前は何でしたでしょうかもちろんダビデですそれともエルハナンという人だったでしょうか聖書を注意深く読む人なら巨人を打ち倒した勇士がほかにも少なからず登場することに気づくでしょう

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高度な航海技術をもつ民族であるペリシテ人がイスラエルを征服しましたイスラエルの民は絶えず滅亡の脅威にさらされていました南部にあった五つの国家からなる同盟は彼らにとってあまりにも強大でありその支配者たちは武器に鉄を革新的に用いることで知られていましたそれだけでも十分な脅威であるにもかかわらず彼らは常備の職業軍を維持することさえできのです

 

このようにペリシテ人が優位に立っていたことの象徴としてイスラエルへの幾度もの攻撃の一つの場面でひとりの戦士――しかも巨体の男――が突如として現れます文献の伝承によれば身長は2メートルから3メートルであったとされています当時の成人男性の平均身長がおよそ1.60メートルであったことを考えるとこの戦士がまさに巨人と呼ばれるにふさわしい存在であったことは間違いありません

 

一つの昔話に

 

ゴリアテの鎧よろい60キログラムもありますさらにやりの柄だけでも7キログラムあったと伝えられていますこの職業軍人は40日間にわたりイスラエルの寄せ集めによる軍隊に対して一対一で勝負できる戦士を送り出すよう挑み続けましたしかし彼の嘲あざけりと威圧的な叫び声はすべての人を恐れさせました誰一人としてこの戦士に立ち向かおうとする人はいませんでした――ただ一人を除いてそれは父親に言われて戦場にいる兄たちにパンとチーズを届けに来ていた羊飼いの少年でした

 

この物語の続きは有名ですダビデは石投げでペリシテ人の巨人を打ち倒しらわけですが何よりも大切なのは神様を堅く信頼していたによって勝利を成し得たということです。「お前は剣や槍や投げ槍で私に向かって来るが私はお前が挑戦したイスラエルの戦列の神万軍の主の名によってお前に立ち向かう今日主はお前を私の手に渡される私はお前を討ちその首をはね、…」(サム上17: 45–46)。

 

いくつもの版が

 

しかし本当にこの巨人を打ち倒したのはダビデだったのでしょうかというのもサムエル記下2119節にはこう記されています。「ゴブで再びペリシテ人との戦いがあったときベツレヘム出身のヤアレ・オルギムの子エルハナンがガト人ゴリアトを討ち取ったゴリアトの槍の柄は機織りの巻き棒のようであった。」これは正しいのでしょうかというのも歴代誌上205節ではこのエルハナン――ダビデの周囲にいた三十人の勇士の一人――の相手はゴリアテではなくその兄弟ラフミであったとされているからです

 

実際のところ巨人を打ち倒した神の勇士はさらに何人も登場しますアビシャイはダビデを殺そうとしたペリシテ人の巨人を討ち取りましたベナヤはエジプト人の巨人を打ち倒しましたシブベカイはサフを討ちまたダビデの甥おいヨナタンは両手にそれぞれ六本の指両足にそれぞれ六本の足指をもつ男を打ち負かしましたこれらはサムエル記下2116~20節および2320~21さらに歴代誌上204~7節に記されています

 

成功の秘密

 

ではこの入り組んだ問題はどう理解すればよいのでしょうかこれら多様な記述は誰がいつどの巨人を打ち倒したのかという単なる歴史的事実よりもはるかに重要なことを私たちに伝えています書かれていることを通して私たちを本当に恐れさせるものそして到底乗り越えられないように見えるものが確実に存在することを示しています

 

しかしこうしたのような巨人に立ち向かう人もまた数多くいますアビシャイベナヤシベカイ――あるいはどのような名前であっても――がダビデと同じことを成し遂げることができたのであればどうして私たちにできないのでしょうかあの羊飼いの少年に倣なら様を全面的に信頼すれば良いのです。「ライオンの手熊の手から私を救い出してくださった主はあのペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます(サム上17:37)ローマの信徒への手紙1010にも人は心で信じて義とされ口で告白して救われるのです書かれています

 

ですから私たちも一緒に巨人と戦いましょう私たちにとってのゴリアテとは何でしょうかそしてそれにどのように立ち向かいましょうか

原著: Andreas Rother

翻訳: 日本新使徒教会

 

nac.today: New Apostolic Church International

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