3.5.5.3 使徒職における聖霊の働き

使徒は、聖霊の力によって職務を行う。聖霊は使徒の活動に特別の権威を与える。このことは、サクラメントが適切に執行・実施され、聖書に基づいて福音が宣べ伝られ、キリスト再臨の約束が生き続け、キリスト再臨に向けて花嫁の準備が行われていることからもわかる。こんにち遣わされている使徒を通して、聖霊は初代の使徒たちの時代と全く同じ働きをしているのである。

まとめ

聖霊は初代教会に臨在しておられた。教会は「神の家」「神の宿る所」「生ける神の神殿」と形容される。これは教会に聖霊が臨在しておられることを示している。 (3.5.5→)

 

聖霊は教会にとってなくてはならない存在である。つまり教会と聖霊は一体である。 (3.5.5.1→)

 

聖霊は御霊の証印というサクラメントの中で使徒を通して与えられる。御霊の証印は御霊のバプテスマである。洗礼や聖餐といったサクラメントが執(と)り行われる際にも、聖霊の力が及ぶ。 (3.5.5.2→)

 

使徒も聖霊の力によって職務を行う。 (3.5.5.3→)