12.1.6.3.1 御言葉の宣教における中心的内容

御言葉の宣教における中核は、イエス・キリストの福音、すなわち良い知らせ<良きおとずれ>である。福音は、イエスの生涯や犠牲の業、復活、再臨、そして救いの御計画の完成について述べている。


しかし時代を経る中で、神の栄光や神の御業を称 (たた) えることも、説教の内容の一つとなっている。さらに説教は、神の御旨に適 (かな) った人生を送るための指針でもある。その際には信仰体験を語ることが助けとなる。


その他の説教内容としては、神の恵みやイエス・キリストによる大いなる和解の働きを称えることも説教の一部である。さらに説教では、信徒にも和解を訴える。こうしたことはすべて、サクラメントを受けるための備えとなる。