12.1.7.2.9 「国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり」 

最後に神を称える表現(頌栄(しょうえい))が続いている [1] 。この中でいと高きお方に相応の栄誉と栄光とが示されている。御国の王であられる主はその御力によって信徒を補佐して下さる。信徒も主の栄光を共有できるようにするためである。キリストが再臨された時、花嫁の会衆は主の栄光に与(あずか)ることになる。「あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう」(コロ3:4)。

[1]頌栄部分は聖書のすべての訳本に存在するわけではない。