12.5.2 棕櫚の聖日

棕櫚(しゅろ)の聖日は受難週の第一日目である。この聖日は、ユダヤで祝われる過越祭の時にイエスがエルサレムに入られたことを記念する日である。主は、ゼカリヤ書の預言通り、ろばに乗って町に入られた(ゼカ9:9)。イエスは民衆から大喝采を受けた。彼らは「ダビデの子にホサナ」と叫び(マタ21:9)、イエスがメシアであり救い主であることを公言した。