12.5.5 昇天日

イエス・キリストは、天の父の御許(みもと)に帰られることについて、様々な方法で述べておられた(ヨハ3:13;16:28;20:17)。復活祭から四十日後、イエスは使徒たちと一緒にオリブ山に登られ、使徒たちに宣教の指示を与えられた。イエスは「天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。」使徒たちは二人の天使から次のように約束を受けた。「あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる」(使1:3-11)。この約束は「…そこから再びおいでになります」と、新使徒信条にも反映されている。