13.2 自発的に献金や犠牲を捧げる姿勢 

 「自発的に献金や犠牲を捧げる姿勢」は、自己の損得を ― 全面的であれ一部であれ ― 考えることなく、自分の持つ能力を駆使して人に役に立とうとする内面的願望である。 

 

一口に「犠牲」といっても様々な側面がある。例えば信仰の対象への供物(くもつ)や、他者の利益を考えた行動を、たいていの言語において「犠牲」と称するのが一般的である。信仰上の目的で寄進される金銭も、宗教的意味における「犠牲」である。 

 

犠牲は神への崇拝、感謝、献身、服従の表れである。