2023年4月17日 0:00:00 JST
信仰がある、大胆である、弟子である、忠誠を尽くす、真理に溢（あふ）れる、愛する。これらは、ザンビアのクブバ・ソコ教区使徒が、2023年標語から重要なこととして連想した言葉です。「この人に聞く」の記事で、この標語が私たちの日常生活にどのような意味を持つのかを説明しています。
毎年の初めに、主使徒がその年のテーマを新使徒教会員に告げます。そして、その意味を明確に説明します。
私は、今年のテーマである「キリストに奉仕し、キリストと共に統治する」の意味を考え、次のようなことが頭に浮かびました。
キリストを堅く信じる。私たちがキリストに奉仕しキリストと共に統治するためには、まず何より、あらゆる環境でキリストを堅く信仰しなければいけません。キリストを模範とし、キリストから学ぶ必要があります（マタ11：29）。堅く信じるということは、主イエス・キリストの福音に適う人生を送ることでもあります。
大胆である。キリストに奉仕しキリストと共に統治するためには、大胆であることが必要です! 大胆さをもってキリストに従い奉仕しなければいけません。自分がイエス・キリストを信仰していることを、大胆に語りましょう。人々にイエス・キリストのことを公に語る時は、大胆にしましょう。これは大切なことです。なぜなら主も、天の父の御前で私たちのことを告白してくださるからです。
服従し忠誠を尽くす。キリストに奉仕し、キリストと共に統治するためには、イエス・キリストに熱心に従い、イエス・キリストだけに忠誠を尽くすことが必要です。ルカによる福音書9章62節には「鋤（すき）に手をかけてから、後ろを振り返る者は、神の国にふさわしくない」と書かれています。これは、キリストだけに従い、仕えることに意識を集中しなければならない、ということを教えています。
真理に溢れる。キリストに奉仕しキリストと共に統治するためには、真理に溢れていることが必要です。私たちの模範であるイエス・キリストは、地上にいる間、真理に満ち溢れておられました。実際、イエス・キリストは真理を教えただけでなく、イエス・キリストご自身が真理でした。そしてこんにちも真理であられます（ヨハ14：6）。従って、イエス・キリストの教えに忠実であるという点で、私たちの生き方にも真理の溢れる要素が表れていなければいけません。
愛する。キリストに奉仕しキリストと共に統治しようと思う人は、人々を愛せるようにならなければいけません。キリストの愛に満たされている人は、社会の端に追いやられている人々を憐れみ、このような人々に共感するでしょう。愛するとは、互いに敬意をもって接することでもあります。イエス・キリストは、「私があなたがたを愛しているように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」という新しい戒めを、私たちにくださいました（ヨハ13：34）。
聞いたことを実行する。キリストに奉仕しキリストと共に統治するためには、御言葉を実行に移すことが必要です。礼拝に出席するたびに、主との出会いがあります。聖霊が語りかけてくださいます。問題は、自分が聞いたことを実行しているか、ということです。ヤコブの手紙は、聞くだけでなく行う者になりなさい、と説いています（ヤコ1：22）。
原著: Kububa Soko
https://nac.today/en/158033/1140248￫
nac.today: New Apostolic Church International
