2024年3月26日 13:00:00 JST

信仰を熱心に、率直に、絶え間なく学ぶ姿勢、会衆との関わり、そして神様の呼びかけに熱意と信仰で取り組むこと これがローデウィック使徒による説教の主旨です。

 

 

2024315日(金)から18日(月)にかけて、ローデウィック使徒が日本を訪問しました。17日、使徒は多摩教会で礼拝を司式し、一人の魂が御霊の証印を受けました。礼拝後、使徒との懇談会が行われ、参加者は信仰や霊について使徒と話し合ったり、楽器の演奏を行ったり、楽しく過ごすことが出来ました。

 

主使徒の来日と関連させて

ローデウィック使徒による説教は、伝道者のフィリポとエチオピアの宦官との出会いに関する、使徒言行録83031節の言葉を中心に行われました。使徒はまず、昨年8月にシュナイダー主使徒が来日し礼拝を司式した時の説教を引用しました。この時に主使徒は、ヨハネによる福音書109節を引用し、「キリストが救いに至る門であることから、キリストの再臨を慕い求めながら、絶えず神様の御言葉を受け入れていきましょう」と私たちに勧めをしました。

 

フィリポとエチオピアの宦官について

次に、ローデウィック使徒は、フィリポとエチオピアの宦官とのやりとりを解説し、フィリポが揺るぎない信仰の持ち主であり、福音の宣教という神様からの召命に徹底して従順であったことを強調しました。直ぐに実行すること、そして自らが尽力することが、信仰には求められます。天使の指示にフィリポがすぐに従ったことは、まさにそのことを教えているのです。さらにフィリポの行動は、この日の礼拝に参加した人々にとって、印象に残る見本となりました。エチオピアの宦官には、偶像崇拝や魔術の文化がありながら、彼自身キリスト教を理解しようと強く願い、フィリポと話し合いを持ったのです。

 

学び合い、教え合う

使徒は、キリスト者の会衆が互いに学び合い教え合おうとする意欲を持つことの重要性を強調し、信徒たちに、聖書の研究や教会活動への積極的な参加を通じて信仰を深めるよう促しました。エチオピアの宦官は、洗礼を受けたいと言い、受洗を求めました。つまり、キリストを受け入れたということです。これはフィリポという神様の僕が持つ権限によって促進されたのです。

 

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最後に、ローデウィック使徒は、熱意をもって正直な姿勢で信仰に取り組み、神様の導きを信じ、神様の子どもとして歩む人生を楽しんでほしい、と述べました。絶えず学び続けること、会衆への参加、そして神様からの召命に熱意と信仰をもって応える気構えを持つことの重要性を強調しました。

著作:松岡利恭、ヴォルフガング・R・アーデ、高島健郎、フレディ・C・カンコロンゴ

日本新使徒教会

 

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