1.2.4 新約聖書

新約聖書には、まず福音書や言行録として、イエスやその弟子<使徒>たちによる宣教などの活動の記録がまとめられている。そして使徒たちから会衆や個人に宛てた書簡には、初期キリスト教の時代における会衆生活や牧会宣教に対する考え方が書かれている。さらにこれら書簡には、教えについて解説されている。教えとは、使徒たちが、自分たちを遣わされたお方から賜った職務によって宣べ伝えたものである。


「ヨハネの黙示録」は、新約聖書における預言書である。この書巻で、イエス・キリストは、様々な方法で教会に忠告を与え、御自身の再臨を約束することで教会を慰め、未来にどのような出来事が起こるかを提示しておられる。