10.1 イエス・キリストの再臨

新使徒信条第二条は次のように告白しており、使徒信条と酷似している。「私は、神の唯一の御子、私たちの主イエス・キリストを信じます。 […]天に昇られたことを信じます。そして全能の父である神の右に座し、そこから再びおいでになります。」

 

この告白内容をさらに深めたのが第九条である。「私は、主が昇天されたのと同様に必ずまたおいでになり、主の来臨に希望を託しそのために自 (みずか) らを整えてきた故人や存命者たちを、初穂として御許 (みもと) に引き寄せて下さることを信じます。」

 

イエス・キリストは再びおいでになります ― これが福音の伝える中核である。主が天に昇られた直後から、初代及びその後に遣わされた使徒たちは、主の再臨を宣べ伝えてきた。主が再臨された時に受け入れていただくことが、新使徒教会の信仰の目標である。