10 未来の事柄に関する教義

神の働きは人類が救いに近づけるようにすることが目的である。神の救おうとする御旨は過去、現在、未来にわたってあらゆる人々に当てはまる。救いの歴史は神による賢明な御計画に従って進められる (4.4→参照) 。私たちは神が真実なお方であることを知っているので、天からいただいた更なる約束の成就を待望することができるのである(ヘブ10:23)。

 

未来の事柄に関する教義(終末論)は聖書に基づいている。救いの歴史における未来の出来事は、福音や使徒書簡の中に収められている。

 

ヨハネの黙示録の中には、未来の事柄を、喩えを用いて伝えている箇所がいくつかある。未来を希望する源であるこうした記述を通して、主は再臨の約束を再確認し、救いの歴史を前進させることにより、未来における御自身の活動について識見を深めて下さる。