10.4 力と大いなる栄光を帯びて主がおいでになる

天の婚宴の後、神の御子が初穂を伴ってこの世においでになる(黙19:11-16)。これについて主は「力と大いなる栄光とをもって」来ることを予告された(マタ24:29-30)。イエス・キリストが地上ににおいでになり、天来の力を啓示されると、その力をすべての人が仰ぎ見ることになる(黙1:7)。キリストは、王の王、主の主として、サタンとそれに従う者たちによる力を一掃し、大きな苦難の時代に終止符を打って下さる。サタンに従っていた者たちは裁かれることになる(黙19:20)。これ以上国民を惑わさないようにするために、サタン自身も「千年の間」拘束される(黙20:1-3)。サタンが縛られて底なしの淵に投げ込まれた後、大きな苦難の時代に殉教者 (じゅんきょうしゃ) たちが復活する(黙20:4)。