12.4.1.1.2 日曜学校
就学期の児童は日曜学校に通う。日曜学校は日曜礼拝の前後、または同時進行で行う。
日曜学校の目的は以下の通りである。
- 神の子たちとの交わりや礼拝を通して、喜びを覚醒したり増し加えたりすること
- 聖書の話を通して神の働きについて理解させること
- 天から賜った約束への信頼を深めること
- 礼拝の順序、サクラメントや祝福行為の意味、キリスト教に関わる祝日の意味を説明すること
日曜学校の教師は、子供たちが習得する知識を、子供自身の体験と連動できるように補佐をする。子供自身の体験の中で理解できることが人生の指針となり得るからである。ただしこれは、親が子に対して宗教的養育に対する責任を果たした場合にはじめて可能となる。
それゆえ、神とその働きについて子に教えることは、親と教師による共同作業である。
子供は定期的に聖餐を会衆の中で受けるが、司祭職が子供たちを囲んで聖餐を執(と)り行う場合もある。