7.6.7 教区使徒職

教区使徒は、各使徒に課されている職務の他に、教区使徒自身の活動地域(活動教区)における牧会、会衆への配慮、教役者への霊的育成を統一した形で行う責務を担 (にな) っている。さらに、教会事業において重要視すべき事柄の決定、教役者叙任の判断、使徒団一致の維持の促進を図る。教区使徒は活動地域内で故人のための聖餐を執り行うのが一般的である。また教区内での活動以外の職務として、教区使徒会議がある。教区使徒会議は、教会の指導を行う際に主使徒を補佐したり進言したりする。また教区使徒は、教区の代表者でもある。

まとめ

ペトロの職務を引き継ぐのは、主使徒である。主使徒は最高の霊的権威者である。主使徒には、使徒団を指導する役割が与えられている。 (7.6.6)

 

主使徒は鍵としての権限を行使する。 (7.6.6)

 

教区使徒は、活動教区内で統一した牧会を行い、会衆を配慮し、教役者の霊的育成を図る。 (7.6.7)