8.2.16 聖餐における聖別の言葉

権限を受けた教役者は、聖餐執行の際に、コリントの信徒への手紙一11章23節以降及びマタイによる福音書26章26節以降に記されている文言に基づいて、次のように定められた聖別の典礼文を伝達する。

「父、御子、御霊なる神の御名によって、聖餐のために、パンとぶどう酒を聖別いたします。そしてこのパンとぶどう酒にひとたび捧げられた、永久 (とわ) に有効なるイエス・キリストの犠牲を据えます。主はパンとぶどう酒を手に取られ、感謝を捧げてこう言われました『これはあなたがたのために与えられる、私の体、これは多くの人の罪の赦しのために流される私の血、新しい契約の血です。私を記念してこれを食べ(て)、飲みなさい。このパンを食べ、この杯を飲むごとに、主が来られる時まで、主の死を告げ知らせるのです。アーメン』。」