1.2.5.3 聖書の個人活用について 

信徒めいめいが、定期的に聖書の一節を読まれることをお勧めする。聖書を読むことで心が養われ、生きるための指針や忠告を得、知恵を学ぶことができるからである。聖書を読む時に大切なことは、聖書を学ぼうとする心の姿勢である。正しく理解できるように真剣に祈ると同時に、神を畏(おそ)れ、自身を清める努力をすることも、聖書を有益に読む条件である。集中して聖書を読むと、より深く福音を理解することができる。そして今度は知恵が増し加えられて、信仰への確信が高まる。

まとめ

聖書の言葉は新使徒教会の教義の基本である。 (1.2.5 →)

 

聖霊の働きによって、聖書を正しく理解し、その深みをも究めることができる。聖書の解釈は、イエスの使徒たちにもその任務が与えられている。使徒であっても、聖霊によらなければ、聖書を解釈することはできない。 (1.2.5.1 →)

 

イエス・キリストは聖書の中心である。従って旧約聖書も、福音の教えと一致することによって、その意味を持つ。 (1.2.5.2 →)

 

聖書を読むことは信徒に慰めと、教化と、指針と、忠告を与え、知恵を増し加える。 (1.2.5.3 →)